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はしもと便り Staff blog

世界遺産の「道」を歩く

2019.03.30

ユネスコの世界遺産。
世界中の貴重な歴史遺物や美しい自然が数多く登録されていますが、
「道」が世界遺産として登録されているのは珍しく、今現在たった2つだけということはご存じでしょうか?

1つはスペインにあるカミーノ・デ・サンティアゴ。
キリスト教カトリックの聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼の道で、毎年多くの巡礼者が聖地を目指して長い道のりを歩いています。一定の条件を踏破した者は巡礼達成者として登録され、証明書が貰えます。私も2年前にこの巡礼路を1ヵ月ほどかけて歩いたことがあり、証明書を貰ってます。

そしてもう1つの「道」というのが我が日本にある熊野古道。
平安時代からの歴史がある熊野信仰の巡礼の道として世界遺産に登録されています。
実はこの熊野古道とサンティアゴは観光交流協定を結んでおり、両方の巡礼路を踏破した者に対して『Dual Pilgrim(2つの道の巡礼者)』という称号と証明書が贈られることになっています。

さて私フロント上野は、3月上旬に休暇を貰うことができたので、
サンティアゴに続いてこの熊野古道を歩き、『Dual Pilgrim』の称号をゲットすべく和歌山県に旅行に行ってきました。

熊野古道の巡礼達成条件は数種類あるのですが、今回はもっとも人気のある全長38kmのコースを選びました。ここを2日かけて歩きます。

約1年ぶりの旅行・トレッキングということで意気揚々と出発。ところがその間ロクに運動していなかったせいで歩き始めは本当に辛く、ここに来たことを激しく後悔。体重8キロ増の影響は半端なかったです(^^; おまけにがっつり雨に降られて道中の石畳が滑る滑る。特に下り坂を歩くのに難儀しました。

幸先の悪いスタートだったけれど、この日泊まった小さな民宿が大当たり。元料理人をされていたご主人と奥様のホスピタリティが素晴らしく、夕食も目を見開いしまうほど美味しくて大感動でした。

夕食は会席料理。うまうま

 

次の日は快晴。
民宿が良かったことあり、前日とは打って変わって順調に歩みが進みました。

道の傍らに咲く小さな花。キツイ上り坂の中、一瞬疲れを忘れる。


日本の田舎と里山の風景を堪能し、スギ花粉を胸いっぱい吸い込みながら、目的地の熊野本宮大社に到達。

本宮にある日本一大きな鳥居

境内の凛として張りつめた空気の中参拝を済ませ、目標だったDual Pilgrimの証明書を貰うことができました。

巡礼達成証明書。
うれしい!

その後、日本最古の温泉の1つと謂われる湯の峰温泉で巡礼の疲れを癒し、翌日北海道へ帰りました。

湯の峰温泉の小ぢんまりとした温泉街。硫黄の香りが立ちこめて良い雰囲気

 

期間は短かったけれど久し振りの旅。バックパックに微かに残る色々な土地の匂いと背負った時の重みが本当に懐かしく、心地よく、「ああ、これだ。やっぱりこれが好きなんだ」と改めて実感したのでした。

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